イケてる SaaS を作りたい (koni blog)

SNS管理ツール「SocialDog」を運営する株式会社AutoScale代表 小西将史のブログです。イケてるSaaSを目指して日々奮闘しています。

イケてるSaaSを作るには、イケてるSaaSを使うのが一番なので、「イケてる SaaS 手当」を導入しました

こんにちは、AutoScaleという会社の代表をしている@koniです。

本日は、AutoScale で「Cool SaaS手当」(別名:イケてるSaaS手当)を導入した話を書きます。

イケてるSaaSを作るには、イケてるSaaSを触るのが一番

AutoScaleが運営する自社サービス SocialDog の開発では、 「イケてる」SaaSを目指すため、さまざまなことに気を使っています。

  • ひと目で「カッコいい」「イケてる」と思ってもらえるデザイン
  • ヘルプを見なくてもすぐに使い方がわかるUI
  • かゆいところに手が届く、それでいてよく使わない機能が目立ちすぎない
  • 継続して使ってもらえるための仕組み
  • スムーズに有料プランに申し込めるUX
  • エラーとなってしまった際の丁寧な説明

メンバーの頭の中には、それまでに使ったことのあるサービス利用体験から、「この機能は普通はこうなっているべき」というマインドセットが形成されています。

そのマインドセットがイケてるほど、実装後の機能の作り込みがレベルアップし、イケてるSaaSに近づけそうです。

イケてるSaaSマインドセットを作るには?

このマインドセットを磨くためには、以下の方法がありそうです。

  • さまざまなサービスを使う
  • UX関連の書籍を読む

なので、この2つをみんなでやっていきましょう!ということになるのですが、最近のSaaSはフリーミアムのものが非常に多いです。無料のままで使っても良いですが、それだと例えば「有料プラン契約後に解約をさせない仕組み」を見ることができません。

そこで、いろいろなサービスに気軽に課金できるよう、「Cool SaaS 手当」を導入しました

※書籍についても、経費で簡単に買えるようにしました。これはまた別の記事で紹介します。

イケてる SaaS 手当とは?

「イケてるSaaSを作るために必要な経費を補助する」という目的の手当で、社員は月額1万円、インターンは月額5,000円を支給します。

イケてるSaaSを作るための、以下のような費用に充ててもらうことを想定していますが、使いみちは各自の自由です。

  • SaaS 利用料金
  • 在宅勤務の環境整備
  • 自己研鑽

C向けのサービスは500円から2,000円くらいのものが多いので、月額1万円あれば、5-20くらいのサービスに課金できます!

導入後の反応

以下のような感想が寄せられており、好意的に受け止められているようでよかったです。

  • 「料金を気にせず課金後のUXが確認できるようになって嬉しい」

また、Slack に #saas チャンネルを作り、気軽に他社のイケてるUXを貼っていけるようにしました。

「イケてるSaaSを使おう」というメッセージが明確になった

SaaSの利用料金を負担する姿勢が明確にしたことで、エンジニアとの1on1などでより説得力を持って「イケてるSaaSを使いましょう」と伝えられるようになりました。

まとめ

以上、Cool SaaS 手当について書いてみました。

AutoScale では今後も、イケてるSaaSを作っていける環境づくりを進めていきます。

AutoScaleは2020年9月にオフィスを廃止し、従業員19名が全員在宅勤務で働いております。 完全在宅勤務、SaaS、スタートアップ、Twitter に興味のある方は、ぜひWantedlyからお気軽にご連絡ください。

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